「から揚げ粉を切らしてた…でも、から揚げが食べたい!」そんな経験、ありませんか?
実は、専用のから揚げ粉がなくても、冷蔵庫にある身近な調味料だけで、美味しいから揚げが作れるんです。
この記事では、家庭にある調味料だけで作れる簡単レシピを、手順とともにご紹介します。 醤油や味噌、カレー粉などを使ったバリエーションもあり、毎日の献立がもっと楽しくなるはずです。
「本当においしくできるの?」「どう味を整えたらいいの?」という疑問にもお答えしながら、 読み進めるだけで作れる安心レシピをお届けします。
調味料の代用テクやアレンジレシピも満載なので、ぜひ最後までご覧ください!
から揚げ粉がなくても作れる理由

から揚げ粉の役割とは?
から揚げ粉の主な役割は次の3つです
- 味付け(下味)
- 衣の役割(カリッと仕上げる)
- 調味料のバランス調整
しかし、これらの機能は市販のから揚げ粉がなくても、家庭の調味料で代用できます。 たとえば、下味は醤油・みりん・にんにくなどで十分。衣は小麦粉や片栗粉で代用可能です。
つまり、「味」と「衣」を個別に整えれば、から揚げ粉がなくても美味しく仕上がるのです。
代用できる調味料の紹介
家庭によくある以下の調味料が、から揚げ粉の代わりになります
- 醤油:ベースの味付けに
- みりん:ほんのり甘味と照りをプラス
- にんにく・しょうが:風味を引き立てる
- 味噌:コクを加える
- 片栗粉または小麦粉:衣に使う
- カレー粉や七味:アクセントに
これらを組み合わせれば、オリジナルの「我が家のから揚げ」が完成します。
基本のから揚げレシピ(調味料編)
醤油とにんにくのシンプルレシピ
【材料】(2人前)
- 鶏もも肉:300g
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ1
- にんにく(すりおろし):1片分
- しょうが(すりおろし):1片分
- 片栗粉:適量
【作り方】
- 鶏もも肉を一口大にカットする。
- 醤油、酒、にんにく、しょうがと一緒に30分ほど漬け込む。
- 片栗粉をまぶし、油でカラッと揚げる。
シンプルながら、ごはんが進む味わいです。
味噌を使ったコク旨レシピ
【材料】(2人前)
- 鶏もも肉:300g
- 味噌:大さじ1
- 醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1
- にんにく・しょうが:各1片分
- 片栗粉:適量
【作り方】
- 味噌をよく溶き、すべての調味料を混ぜて鶏肉に揉み込む。
- 冷蔵庫で30分ほど味を染み込ませる。
- 片栗粉をまぶして揚げる。
ほんのり甘く、味に深みが加わります。
調味料別アレンジレシピ

カレー粉でスパイシーから揚げ
いつもの味に飽きたら、カレー粉で風味をプラス!ピリッとした刺激がクセになります。
【ポイント】
- 下味に小さじ1のカレー粉を加える
- チリパウダーを少し加えると、さらに本格的な味に
ポン酢でさっぱりから揚げ
油っこさを控えたいときには、ポン酢でさっぱり仕上げましょう。
【アレンジ例】
- ポン酢+レモン汁で爽快感アップ
- 大根おろしを添えるとヘルシー感も増します
調味料の組み合わせテクニック
甘辛のバランスを取る方法
甘さと塩気のバランスが、味の決め手。
【コツ】
- 醤油:みりん=2:1が基本
- 甘さを控えたい場合は、酒を多めに加える
- 少し濃いめに仕上げると、冷めても美味しさが続きます
風味を引き立てる隠し味
隠し味で味に奥行きが出ます。
【おすすめ】
- ごま油(香りづけに)
- 粒マスタード(酸味とコク)
- はちみつ(照りと甘み)
入れすぎには注意し、少量ずつ試してみましょう。
調味料の保存と活用法
余った調味料の保存方法
調味料は正しく保存すれば長持ちします。
- 醤油・みりん:冷暗所または冷蔵庫
- にんにく・しょうが:すりおろして冷凍保存
- 味噌:密閉容器に入れて冷蔵保存
風味を保つためにも、早めに使い切るのが理想です。
他の料理への応用例
使いきれなかった調味料は、他の料理でも活用できます。
- 味噌:味噌汁や炒め物に
- カレー粉:ポテト炒めやチャーハンに
- ポン酢:冷しゃぶや焼き魚に
アイデア次第で、調味料の可能性は無限大です。
よくある質問とその回答
調味料の代用は可能?
はい、代用は可能です。
【例】
- 醤油→めんつゆ(薄めて使用)
- みりん→砂糖と酒を組み合わせる
- にんにく→チューブタイプでもOK
手元になくても、工夫次第で十分対応できます。
下味をつける時間の目安
最低でも15〜30分は漬け込みたいところ。 可能であれば1時間ほど置くと、よりしっかり味がしみ込みます。 朝に仕込んでおけば、夕食にはベストな状態に!
まとめとおすすめレシピの再確認
手軽に作れるから揚げの魅力
から揚げ粉がなくても、家庭の調味料で美味しく仕上げることができます。 節約にもなり、味のバリエーションも広がります。
「今日の味、いいね」と言ってもらえるような一皿を、手軽に作ってみましょう。
自分好みの味を見つけよう
今回紹介したレシピはすべて、カスタマイズ可能です。 味の濃さや風味、辛さを調整しながら、 自分や家族にぴったりの「マイから揚げ」を見つけてください。
工夫次第で、毎日の食卓がもっと楽しくなりますよ。
▼ 衣に使う粉の選び方で、から揚げの食感が変わるのをご存じですか?
▼ さらに、粉と調味料をあらかじめ混ぜて「手作りから揚げ粉」を作っておけば、いつでも手軽に!