寒い日に体をあたためてくれる「豚汁」。でも、たくさん作りすぎて余ってしまった…なんてこと、ありませんか?
冷蔵庫に残ったままにしておくのはもったいないけど、またそのまま温めて食べるのはちょっと飽きてしまった。そんなときにぜひ試してみてほしいのが、豚汁をカレーにリメイクするという驚きのアイデアなんです。
一見すると「味噌とカレーって合うの?」と疑問に思うかもしれません。でも、これがびっくりするほど相性が良くて、一口食べるとその美味しさに感動する人が続出。
しかも、簡単で時短、節約にもなってしまうというおまけつき!
今回は、そんな豚汁カレーの魅力をたっぷりとご紹介。リメイクの理由から具体的な作り方、アレンジの楽しみ方まで、体験ベースでお届けします。家庭料理の新しい可能性、ぜひ味わってみてくださいね。
豚汁リメイクがカレーになる?その理由と魅力

味噌とカレー、実は相性抜群な組み合わせ
味噌とカレー、それぞれ発酵食品とスパイスという個性の強い味。でも実はこの2つ、驚くほどマッチするんです。
味噌にはグルタミン酸という旨味成分が豊富に含まれていて、カレーの香辛料と合わさることで味に深みが生まれます。
特に赤味噌系のしっかりした味の豚汁なら、リメイクしたときにカレーのスパイスとぶつかることなく、むしろコクと甘みが引き立つ結果に。普段のカレーに飽きた方にも新鮮な驚きを提供してくれる味わいです。
和風だしの旨味が深みを生む!意外と濃厚な味わいに
豚汁には鰹節や昆布といった和風だしがベースとして使われています。これがカレーに加わることで、いわば“和風ブイヨン”のような役割を果たし、全体の味を支えてくれるんです。
和風だしの旨味はスパイスと混ざると、ただの和洋折衷ではなく、複雑で奥深い味へと進化します。
しかも、豚汁の具材も活かせるので、野菜の甘みや豚肉の旨味がそのままカレーに溶け込んで、結果的に濃厚で満足感のある仕上がりに。何より、一から作るより断然ラクなのが魅力です。
次は、いよいよ作り方のご紹介です!
豚汁カレーの作り方【簡単3ステップ】
材料一覧(豚汁・カレールー or カレー粉・玉ねぎなど)
- 残った豚汁(お椀3杯分)
- 水300cc
- カレールー2個 または カレー粉大さじ3
- 玉ねぎ1個(くし切り)
- 固形コンソメ1個
- オイスターソース大さじ1/2
- 水溶き片栗粉(お好みで)
- あれば:生姜やにんにく少々(風味アップ用)
基本の作り方(火加減・味調整のコツ)
- 鍋に豚汁と水を入れて中火で加熱します。
- 玉ねぎや生姜などの追加具材を加え、しんなりするまでじっくり煮ます。
- カレールーまたはカレー粉、コンソメ、オイスターソースを加えて混ぜます。
- 味を見て、必要であれば塩や砂糖で微調整。
- とろみを加えたいときは水溶き片栗粉を最後に加えて完成!
注意点|味噌が強いときはこうする!調整法紹介
豚汁の味噌が強すぎてカレーの風味とバランスが悪いと感じるときは、以下の工夫をしてみてください。
- 水やだしを少し加えて全体を薄める
- カレー粉やガラムマサラを加えてスパイス感を強める
- 牛乳・豆乳・ヨーグルトなどでまろやかに仕上げる
次は、実際に食べてみた感想をお届けします!
実食レビュー!豚汁カレーって実際どうなの?
初めて食べた家族の反応は…?
豚汁カレーを初めて出したとき、家族は一瞬「ん?これは…?」という表情。でも一口食べると「おいしい!」「これ、普通のカレーより好きかも!」と意外性のある好反応。
とくにお子さんや高齢の方には、この和風テイストが優しくて好評。辛さも調整しやすいので、家族みんなで楽しめるのが魅力なんです。
「和風カレー」として違和感ゼロの味わい
「余り物感」がないのも豚汁カレーの魅力。むしろ最初からこの味を目指して作ったような一体感があり、「また作って!」とリクエストされることも。
味噌とカレーの融合が新しい和風カレーの世界を広げてくれます。
次は、さらなる楽しみ方、アレンジレシピをご紹介します!
うどん・ドリア・カレースープ…アレンジ例も紹介
豚汁カレーうどんでほっこり和風ランチ
冷凍うどんをサッと茹でて、温めた豚汁カレーをかけるだけ。トッピングにネギや天かす、ゆで卵を乗せれば、簡単なのに豪華な和風ランチに早変わり。
体が温まるので、寒い季節にぴったりの一品です。
チーズを乗せて!カレードリア風にリメイク
耐熱皿にご飯をよそって、豚汁カレーをかけ、チーズをたっぷり散らしてオーブンへ。焼き色がついたチーズの香ばしさとカレーのスパイスがベストマッチ。
冷凍ごはんを使えばさらに時短になります。
スープカレー風にして野菜を追加する方法も◎
豚汁カレーに少し多めの水やだしを加えてスープ状にし、ブロッコリー、パプリカ、れんこんなどを入れて煮込めば、彩り豊かで栄養満点のスープカレーが完成!
パンを添えてカフェ風ランチにもなります。
その他のレシピ
まとめ|豚汁カレーで楽しく賢く、料理を回す
リメイクは節約にもなる!冷蔵庫活用のコツ
料理って、ちょっと工夫するだけで楽しくなるもの。豚汁カレーはその好例です。余り物を捨てることなく、しかも美味しく変身させられるのだから、節約にもエコにもつながります。
冷蔵庫にある半端野菜や冷凍ストックもどんどん活用して、無駄ゼロの献立を目指してみましょう。
「余り物=次の主役」にする考え方を伝えたい
「また同じ味…」と思っていた料理が、新たな工夫で“次の主役”になる瞬間って、なんだかワクワクしませんか?
リメイクは創造力と楽しさの宝庫。ぜひ、「余ったらどうしよう?」ではなく「次はどう変身させよう?」と前向きに料理を楽しんでください。
次に余った豚汁が出たら、迷わずチャレンジしてみてくださいね!